【人工芝を敷く前に要確認】コンクリートに人工芝を敷く方法について

こんなお悩みはありませんか?

・人工芝をコンクリートの上に敷きたいけど、どんなやり方があるかわからない
・コンクリートの上に人工芝を敷いてずれたりしない?
・コンクリートの上に敷く人工芝は何がいいかわからない

このような方におすすめの記事になっています!

正しい施工方法や対処方法を知れば、コンクリートの上でも安心して人工芝を敷くことができます。

この記事では、

・コンクリートの上に人工芝を敷く方法

・コンクリートの上に敷いてもズレないのか

・コンクリートの上に正しく敷くコツ

・コンクリートの上に施工する人工芝を選ぶポイント

についてお伝えします。

コンクリートの上に人工芝を敷く方法

ここでは、コンクリートの上に人工芝を敷く方法を見ていきましょう。

施工する場所を掃除する

まずは、人工芝の接着をしっかりと行うために、コンクリートの清掃をしていきます。

下地が汚いままだと接着力が落ちてしまいます。

箒などできれいにし、可能であれば高圧洗浄機を使って掃除することをおすすめします。

施工する場所の寸法を測る

まずはじめに、施工する場所の寸法を測ります。

およそ何平米になるかを計算し、人工芝がどのくらい必要なのか測って、何ロールほど使用するか確認しましょう。

※1平米=1m(縦)×1m(横)

人工芝を仮設してサイズに合わせてカットする

次に、施工する場所に人工芝を仮設して、サイズを合わせてカットします。

人工芝はロール状で販売されているものが多いので、すでに巻き癖がついてうまく仮設できない場合があります。その際は、逆巻きにしたり、直接日光に当てるなどすれば、巻き癖が取れて人工芝が扱いやすくなります。また、人工芝には芝葉の向きがあるので、同じ向きに揃えて敷くように気をつけましょう。

人工芝同士をジョイントする

次に、仮設した人工芝同士を接着剤またはジョイントテープでジョイントしていきます。

接着剤にムラがあると、施工後に凸凹になってしまうなど、景観にも影響が出てしまうので均等にします。

人工芝をコンクリートに接着する

人工芝同士のジョイントができたら、同じく接着剤またはジョイントテープでコンクリートへ接着していきます。

しっかりと接着が出来ていないと風でめくれたり、使用時の摩擦や衝撃でずれてしまいます。

人工芝とコンクリートの接着部分を踏むなど圧をかけて十分に接着をしていきます。

 

 

 

接着剤の掃除

最後に仕上げとして、作業時に人工芝に付着した接着剤を除去スプレーを使用して取っていきます。また末端などの余っている部分があれば切っていきます。

あとは繋ぎ目を目立たないように微調整して完成です。

 

このような手順で施工していきます。

狭いスペースであればDIYで施工できますが、広い場所では、芝と芝のつなぎ目部分や、末端がズレるなど少し難易度が高くなってしまうので、人工芝の施工はプロにお任せすることをおすすめします。

コンクリートの上に敷いてもずれないのか

下地が土なら専用のピンや釘で固定できますが、それができないコンクリートの上でも人工芝がずれたりしないかとのお声をよくいただきます。

結論から言えば、正しく施工することができれば、コンクリートの上でも人工芝がずれてしまう心配はありません。

次はコンクリートの上に正しく人工芝を敷くコツについてお伝えします。

コンクリートの上に正しく敷くコツ

コンクリートの上に正しく敷くコツのポイントは次の2点です。

・敷く場所をしっかり乾かす

・しっかり固定できる接着剤を選ぶこと

主にこの2点を抑えることができれば、人工芝がずれる心配はありませんので、しっかり確認していきましょう。

敷く場所をしっかり乾かす

まずは、敷く場所をしっかり乾かすことです。

施工するコンクリートの箇所が濡れていると、人工芝が接着しづらくなるので、完全に乾かしてから施工することが大切です。

例えば、液体のりでダンボールの上に紙を貼り付けるとき、ダンボールが濡れていたら液体のりが硬化するのに時間がかかる上に、接着する途中にずれてしまい乾かないことがあります。

これと同様に、施工する際にコンクリートが濡れていたら、人工芝の接着剤が硬化するまでにずれてしまったり、接着力が弱まってしまいます。人工芝を施工する前のコンクリートはしっかり完全に乾かしましょう。

接着剤が一度完全に硬化してしまえば強力なため、雨や水などに濡れてしまっても、人工芝がずれる心配はありませんのでご安心ください。

しっかり固定できる接着剤を選ぶこと

次に、しっかり固定できる接着剤を選ぶことです。人工芝とコンクリートを接着できるアイテムは主に二つあります。

一つは人工芝用両面テープです。施工業者が言っているジョイントテープというもので、費用を比較すると専用のものは少し値段はします。一般的な両面テープでも接着は可能ですが、何度も貼り直しをしたり買い替えたりする方が費用がかかる場合がありますので、必ず人工芝用両面テープを使いましょう。

もう一つは、人工芝用の接着剤です。施工業者から接着剤を購入するのが一番ですが、もしホームセンターやネットで購入する場合には、取扱説明の適用資材の欄に「人工芝」が記載されているかを確認しましょう。

コンクリートの上に施工する人工芝を選ぶポイント

ここでは、コンクリートの上に施工する人工芝を選ぶポイントを見ていきましょう。

水はけのいいものを選ぶ

まず1つめは、水はけのいい人工芝を選ぶことです。これはカビ対策をして人工芝を綺麗に保つためです。

人工芝は水を吸収しないので、水はけが悪いと菌が繁殖してカビが生えやすくなります。そこで、人工芝の裏面に「透水穴」という水を抜くための穴が開いているものを選びましょう。それによって、人工芝の水はけが良くなります。

人工芝を選ぶ際には裏面もしっかり確認しましょう。

抗菌仕様のものを選ぶ

2つめは、抗菌仕様のものを選ぶことです。抗菌仕様のものを選ぶことにより、悪臭の元となる菌の増殖を抑制する効果があるからです。

天然芝のように、悪臭を分解するバクテリアが存在しないのが人工芝の弱点ですが、弊社の人工芝は、AG加工がされており、嫌な悪臭がつきにくいものになっています。さらに抗菌加工されたものを選ぶと、カビや菌の発生を抑える効果もあります。

抗菌仕様かどうかしっかり確認しましょう。

耐用年数が長いものを選ぶ

3つめは、耐用年数が長いものを選ぶことです。

人工芝は時間の経過とともに劣化していきます。耐用年数が短いものを選んで、DIY後すぐボロボロに汚れてきたり、芝が抜けたりでは、余計に費用もかかってしまいます。

きちんと耐用年数が長いものを選びましょう。人工芝を長く綺麗に保つことができ、コストパフォーマンスが高いといえます。

重みのある人工芝を選ぶ

重量が軽い芝を選ぶと、風で吹き飛んでしまう可能性があります。

ホームセンターなどで販売されている人工芝は軽いもの(50kg前後)が多く、コンクリート向けとは言えません。

コンクリートに施工するのであれば、60kg以上の人工芝を使用することをおすすめします。

人工芝の重量は芝葉の密度で決まります。密度が高い分値段も上がりますが、商品としての質も上がりますので、人工芝を選ぶ際のポイントとして参考にしてください。

毛足が長い人工芝を選ぶ

芝葉が短い人工芝もコンクリートには向いていません。目安としては、芝葉が25mm以上の人工芝をおすすめします。

コンクリートの床は、庭の地面と違って比較的平らなので、庭の施工と比べて人工芝の継ぎ目の歪みが際立ってしまいます。

継ぎ目を目立たなくするためにも、芝葉が長い人工芝を選ぶようにしてください。

コンクリートの上に人工芝を正しく敷く方法やコツなどとお伝えしてきましたが、コンクリートの上だけではなく、どの下地に対して敷く場合でも重要なことばかりです。

正しい施工方法や対処方法を意識して、コンクリートの上でも安心して人工芝を楽しみましょう♪