ベランダに人工芝を敷く方が増えている?!気になる人気の理由、設置時のポイントを徹底解説

近年、ベランダに人工芝を設置したいと考えている方が増えています。
ベランダを人工芝にすることによってお手入れや、費用面などで悩むのではないでしょうか?

なぜ人工芝をベランダに敷く方が増えているの?
ベランダの景観を良くしたいけど、費用や手入れが不安
人工芝をベランダ施工する方法がわからない

というお悩みを解決します。

✔️本記事の内容

・人工芝をベランダに設置するメリットとデメリット
・人工芝のベランダの設置の仕方
・べランダの人工芝施工費用相場

について詳しくみていきましょう。

ベランダに人工芝設置のメリット

では、なぜベランダに人工芝を敷く方が増えているのかを知るために、ベランダに人工芝を設置するメリットについてみていきましょう。

素足でベランダに出られる

ベランダに人工芝を設置することにより、素足でベランダに出られるようになります。

洗濯物を干したい時に靴を履いたり脱いだりする手間がなくなったり、ちょっとした時間に外に出たいという際に、素足で出られると楽という点が人気の理由のひとつです。

ベランダのお手入れが簡単

ベランダに人工芝を設置すると、掃除などのお手入れが簡単になります。

落ちているゴミやホコリは、掃除機や竹ぼうきで簡単に綺麗にすることができます。また、土を取り入れているベランダの場合、面倒な雑草のお手入れをする必要がなくなるため、お手入れがとても簡単です。

ベランダに虫が湧きにくくなる

ベランダに人工芝を適切に設置することができれば、虫がわかないメリットがあります。

正しく設置した人工芝の下には、湿気が溜まりにくい分、虫のエサとなるものがなくなり、また日光が当たらないため、虫にとって生きづらい環境にすることができます。ベランダに人工芝を設置する際は、水はけをよくすることがポイントです。

景観がおしゃれになる

ベランダに人工芝を敷く1番人気の理由は、ベランダの景観がおしゃれになることです。

一般のご家庭やマンションのベランダは、コンクリートの場合が多く殺風景な印象ですが、緑を取り入れることで視覚的にもリラックス効果が期待でき、心が落ち着く空間になります。

ベランダに人工芝設置のデメリット

ベランダに人工芝を設置することはメリットだけではありません。

デメリットも同時に理解をしておくことで、ベランダの人工芝を清潔に長く楽しめることができます。ひとつずつ見ていきましょう。

風で人工芝が飛ばされることがある

ベランダに人工芝を設置した際に、正しく設置することができず、しっかり固定ができていないと、風で人工芝が飛ばされたり、人工芝がめくれてしまうことがあります。

人工芝が飛ばされたり、めくれないようにするためには、人工芝用の両面テープでしっかり固定すること、または人工芝を設置する前の場所をしっかり乾かして設置することが大切です。雨水や汚れで少しでも湿っていると人工芝用の両面テープでも粘着力が弱まってしまう可能性があるため、拭き取るまたは乾かしてから人工芝を貼り付ることがポイントです。

夏場は人工芝が熱くなるおそれがある 

夏場は人工芝が熱くなりやすく、火傷のリスクがあります。

人工芝はプラスチック素材でできているため、日差しの熱を吸収しやすく、高温になりやすい特性があります。高温のまま素足で歩くのは非常に危険なため、打ち水をして人工芝の温度を下げることがポイントです。

人工芝の水はけが悪いとカビやコケが発生する

人工芝の水はけがものを選んでしまうと、湿気が溜まりやすくカビやコケが発生しやすい環境になってしまいます。また、悪臭がしたり、体調にも悪影響を及ぼす可能性があるため、しっかり水はけのいい人工芝を選ぶことをおすすめします。

初期費用がかかる

人工芝をベランダに設置する場合、天然芝よりも初期費用がかかってしまいます。また、人工芝を張り替える費用もかかります。張り替える際は、古い人工芝の撤去、処分にかかる費用がかかるため、できるだけ耐久年数が長いものを選ぶと、ランニングコスト等のトータルで考えると少しでも費用を抑えることができます。

人工芝の商品によって耐久年数が短い

人工芝をホームセンターやネットショッピングで安い人工芝を購入すると、芝葉が抜けやすかったり、設置しても1年程でダメになってしまうことがみられます。設置するときは安いかもしれませんが、張り替え費用などが重なると、かかる費用も大きくなります。一度設置した人工芝を長く保てる方がランニングコストを考えると以外と費用が抑えられる可能性があります。人工芝を検討する際は、人工芝の耐久年数を見極めることが大切です。

ベランダに人工芝を設置する方法

ベランダに人工芝を設置するのは意外と簡単と思われていますが、思っている以上に難しいです。正しい方法で人工芝を設置しないと、耐久年数や、人工芝設置後の景観に大きく関わってくるため、正しい方法で人工芝を設置することが大切です。では、人工芝をベランダに設置する正しい方法、手順について見ていきましょう。

ベランダ設置で必要な道具

ベランダに人工芝を設置する上で必要な道具

・人工芝用両面テープ

・カッターまたはハサミ

・カラーペンまたはチョーク

・メジャーまたは定規

・人工芝

・デッキブラシ

・ベランダを掃除する道具

 

人工芝用両面テープ

→人工芝を固定するために使用。人工芝用のものを選ぶことが大切

カッターまたはハサミ

→人工芝をカットするために使用。ハサミだと芝葉(パイル)も切ってしまう可能性があるため、できればカッターの方がおすすめ

カラーペンまたはチョーク

→人工芝をカットする部分の印のために使用。目立つ黄色か白のものがおすすめ

メジャーまたは定規

→人工芝の寸法を計測するために使用

人工芝

→施工する場所に必要な分

デッキブラシ

→人工芝を設置した後に芝葉を起こすために使用

ベランダを掃除する道具

→人工芝を設置する前に設置する箇所を綺麗にするため

※地盤がコンクリートのベランダの場合

人工芝を設置する場所を綺麗にする

まず下準備として、人工芝を設置したい箇所をしっかり綺麗に掃除します。泥やゴミで汚れていると、人工芝を設置した後に掃除しようとすると設置した人工芝を剥がしてから掃除をしなければなりません。

また、人工芝を設置したい箇所をしっかり乾かすことがポイントです。人工芝を設置する箇所が濡れていたり、湿っていたりすると、テープで固定する際に粘着力が弱まってしまうため、しっかり乾かしておくことを意識しましょう

人工芝を仮敷きする

人工芝を仮敷きしていきます。人工芝を設置する場所の寸法をメジャーや定規で測り、人工芝を広げ並べていきます。並べる際に人工芝の芝葉(パイル)の向きを揃えることがポイントです。もし芝葉の向きがバラバラだと、景観が悪くなることはもちろん、人工芝のつなぎ目部分が目立ちやすくなってしまいます。芝葉の向きを揃えることを意識しましょう。

また、どの部分でカットするのかをカラーペンやチョークで印をつけておくとカットする際にわかりやすいです。ほとんどの人工芝の裏面が黒なため、白や黄色などの目立つ色のペンやチョークがおすすめです。

人工芝をカットし人工芝用テープで固定する

人工芝を設置するサイズにカットし、人工芝用テープで固定していきます。人工芝のカットはガタガタになったり、芝葉(パイル)を切らないように注意が必要です。

※ポイント:カッターの刃をこまめに交換すること

→カッターの刃が切りにくくなったままだと、人工芝をまっすぐに切ることが難しくなります。綺麗なサイズにカットするためにも、こまめにカッターの刃を交換することがポイントです。


また、固定のやり方はさまざまな方法がありますが、人工芝を設置したい箇所に、人工芝用テープの剥離紙を剥がさずに貼り付け、人工芝を設
置しながら徐々に剥離紙を剥がしていくと綺麗に人工芝の設置がしやすいです。

 

※ポイント:両面テープの固定場所

→ベランダの水はけはベランダ自体に水勾配用の傾斜がついており、排水溝に流れるような仕組みになっています。とはいえ、人工芝用テープで水が流れにくくなってしまったり、排水溝を塞がないように人工芝用テープを貼り付ける時は、隙間を開けるなどの注意が必要です。

人工芝の葉を起こす

人工芝を固定したら、景観をよくするために人工芝の葉をデッキブラシで起こしていきます。弊社の人工芝の場合は、日光に当たると芝葉が起きてくるのですが、人工芝の葉が寝てしまっている場合はデッキブラシで芝葉を起こすことで見た目が綺麗になります。

ベランダに人工芝を敷く費用

人工芝を設置するために悩む方が多い人工芝の施工費用相場についてみていきましょう。

ベランダに人工芝を敷く費用

ベランダに人工芝を設置する人工芝施工業者の相場費用は、1平米あたり、8000円〜12000円(人工芝商品代、人工芝施工費込)と言われてます。かなり初期費用がかかるからといってDIYにされている方もいますが、人工芝を設置するのには技術が必要でかなり難しいです。

人工芝自体の耐久年数はメーカーや業者によって表記をしているものがほとんどですが、人工芝を設置する技術により、耐久年数が表記されている耐久年数よりも長持ちすることができたり、表記されているはずの耐久年数ほどもちが悪くなってしまうなどのリスクがあります。初期費用は高額かもしれませんがランニングコスト(維持費用)を考えるとプロや業者にお任せすることをおすすめします。

人工芝張り替え費用

では人工芝をそろそろ張り替えよう、と考えられている方にお伝えします。人工芝の張り替え費用は人工芝設置費用+古い人工芝の撤去費用がかかります。撤去費用は、地域やゴミの量により金額が異なるため、まずは業者に相談することをおすすめします。

ベランダに人工芝設置する際に気をつけるポイント

ベランダに人工芝を設置する前にできることについてご紹介します。注意することで人工芝をより長持ちさせることができるため、しっかり認識しておくことをおすすめします。では、ベランダに人工芝を設置する際の注意ポイントについてみていきましょう。

品質がいい人工芝を選ぶこと

人工芝商品自体の品質がいいものを選ぶことが大切です。静電気抑制対策のものや、水はけのいいもの、密度が高いものなどの品質がいい人工芝を選ぶことで、人工芝を長く使用することができます。また、品質がいいものは、芝葉が抜けてしまったり、湿気がたまり、カビやコケの発生、色褪せてしまうなどの劣化を抑制することができます。地盤がベランダに限らず、人工芝を設置する際は品質がいいものをおすすめします。

しっかり固定すること

人工芝をしっかり固定することが大切です。人工芝をしっかり固定できていないと、人工芝と地盤の隙間にゴミや汚れが溜まってしまったり、人工芝が風で飛ばされてしまったり、人工芝がめくれて景観が悪くなってしまうといったリスクがあります。このようなことが起きないようにするためにもしっかり固定をしましょう。

水はけのいい場所か確認すること

人工芝を設置する場所が水はけがいい場所なのかを確認することが大切です。

ベランダは、建築される際に水勾配のため傾斜をつけ、水はけを良くしていることがほとんどですが、中にはコンクリートの質などの問題で、水はけの悪いベランダも見られます。

また、水はけが悪いと湿気が溜まりやすく、害虫の発生やカビやコケの原因になりかねません。これらを防止するためにも、水はけのいい場所かどうか確認をし、水はけを良くしてから人工芝を設置することをおすすめします。

悩んでいるなら人工芝施工業者に依頼するのがおすすめ

人工芝施工業者に依頼することがおすすめです。

業者に任せることにより、綺麗に施工できることはもちろん、一定期間の保証がついている業者を選ぶと安心することができます。人工芝を設置した時は綺麗にできていたとしても設置後の天候や人工芝設置場所の環境により、人工芝がめくれてしまったりズレてしまう可能性がありますが、保証の内容にもよりますが、修理し直してもらうことができます。

また、業者に依頼をすれば施工技術がしっかりしているため、人工芝商品の表記されている耐用年数よりも長持ちすることが期待できます。人工芝設置を失敗させないためにも、不安な方や広い場所のベランダに設置する際は、まずは無料相談することをおすすめします。

ベランダに設置した人工芝を長持ちさせるコツ

では、人工芝を設置した後にできる、人工芝を長持ちさせるための方法について見ていきましょう。

 

定期的な簡単なお手入れ

まずは、定期的な簡単なお手入れが必要です。人工芝を長持ちさせるためのポイントは清潔に保つことです。定期的にするべき簡単なお手入れをご紹介します。

目に見えるゴミや埃の場合

目に見えるゴミやホコリは、竹ぼうきやデッキブラシ等で掃き掃除をします。

ゴミやホコリを放置してしまうと、そこから害虫が湧いてしまったり、人工芝の汚れが落ちにくくなるなどの原因になります。

できるだけ早めに掃いて掃除することをおすすめします。

ジュースや油などの汚れの場合

ジュースなどの飲み物や、油による汚れは中性洗剤を使用し水で洗い流します。

ちょっとした汚れであれば、モップや水に濡らしたタオルで拭き取ると綺麗になるため、とても簡単にお手入れをすることができます。

清潔に人工芝を長持ちさせるためにも、簡単なお手入れを徹底することが大切です。

ペットのフンや尿の汚れの場合

ペットのフンや尿の汚れは見つけたらすぐに綺麗にすることが大切です。

なぜなら、人工芝に匂いがついて取れにくくなってしまうからです。とはいえ、水と中性洗剤で落とせるため、綺麗に洗い流すためにも、見つけたら早めに掃除することが重要です。また、ペットのフンの場合は、ゴミ袋にとってから中性洗剤と水を使用し、デッキブラシで擦って落とします。

人工芝の上にものを置かない

人工芝の上に長時間ものを置かないことがポイントです。

人工芝の上に負荷のかかるもの(プランターや水バケツ)を置いてしまうと、芝葉が寝てしまいます。重いものを長時間置いて跡になってしまった芝葉は、デッキブラシで起こすことが困難です。また、ものを置いている部分に湿気が溜まりやすくなり、カビやコケ、害虫などが原因で人工芝の劣化が早くなってしまいます。よって人工芝の上に長時間、負荷のかかる重いものを置かないように意識することが大切です。

まとめ

ベランダに人工芝を設置すると、洗濯物を干したり外に出るだけの空間だったのがガラッとリラックスできるような空間に変わります。

メリットだけでなくデメリットもありますが、デメリットは克服することもできるため、

ベランダに人工芝を設置するか悩んでいる方、今回の記事をぜひ参考にしていただければ幸いです。

ベランダに人工芝を設置するか悩んでいる方、まずはお気軽にご相談などお待ちしています。