天然芝の特徴の一つは、季節ごとに変化する美しい景観を楽しむことができる点です。
春には鮮やかな緑色が庭を彩り、夏には涼しげなグリーンが広がります。
秋は赤や黄色に変化し、冬は茶色く枯れてしまいますが、四季折々の風景を楽しむことができます。
- もくじ
- 天然芝の特徴
- 特徴① 季節によって変化を楽しめる
- 特徴② 施工費が安い
- 特徴③ メンテナンスが必須
- 特徴④ 雑草対策が難しい
- 特徴⑤ 日当たりと水はけのいい場所に設置しましょう
- 人工芝の特徴
- 特徴① 1年中きれいな緑を楽しめる
- 特徴② 施工費は高い
- 特徴③ メンテナンスフリー
- 特徴④ 雑草対策ができる
- 特徴⑤ どんな場所でも設置できる
- 特徴⑥ 約10年前後で交換が必要
- 人工芝の施工手順(DIY)
- 施工の準備
- 下地づくり
- 人工芝の敷設
- ジョイント処理
- 仕上げ作業
- プロが施工する人工芝
- 下地づくりが人工芝の仕上がりを左右する
- 安全に人工芝が楽しめる
- 仕上がりが綺麗
- それぞれの特徴を理解して素敵なお庭に
天然芝の特徴
特徴① 季節によって変化を楽しめる
特徴② 施工費が安い
天然芝の施工費は人工芝に比べて比較的安価です。
ホームセンターなら1㎡あたり500円以下で購入することも。
1㎡あたり3,000円以上となるとかなり高額ですが1年間の枯れ保証がついているものもあります。
種をまいて育てる方法や芝生のロールを敷く方法など、自分で施工することも可能なので、予算が限られている方にとっては魅力的な選択肢となるでしょう。
特徴③ メンテナンスが必須
天然芝を美しく保つためには、草を刈る、水やりをする、肥料を与えるなど定期的なメンテナンスが必要です。
特に草木の成長時期である夏は、月に1回程度の草刈りが必要となります。
手入れを怠ると芝生の状態が悪化してしまいますので、手間と時間をかけて管理する覚悟が必要です。
特徴④ 雑草対策が難しい
天然芝では、雑草対策が必要です。
除草剤の使用や手作業での雑草抜きなどの対策が一般的ですが、完全に雑草をなくすことは難しい場合もあり、定期的なお手入れをしないと天然芝の生育にも影響してしまいます。
特徴⑤ 日当たりと水はけのいい場所に設置しましょう
天然芝は日当たりと水はけが重要な要素です。
十分な日光を受けられる場所や水はけの良い地盤に設置することで、芝生の状態を良好に保つことができます。
庭の形状や条件に合わせて設置場所を検討しましょう。
人工芝の特徴
特徴① 1年中きれいな緑を楽しめる
人工芝の特徴の一つは、一年中美しい緑色の芝生を楽しむことができる点です。
季節や気候に左右されず、いつでも庭を美しく保つことができます。
手間をかけずに美しい庭を維持したい方におすすめです。
特徴② 施工費は高い
人工芝の施工費は、天然芝に比べて一般的に高めです。
人工的に作られた芝生を専門業者に施工してもらうため、その費用がかかることが理由です。
予算に余裕のある方や、長期的な視点で考える方に適しています。
特徴③ メンテナンスフリー
人工芝は天然芝と比べてメンテナンスがほとんど不要です。
草を刈る必要もなく、水やりや肥料を与える必要もありません。
手軽に美しい芝生を楽しみたい方にとっては便利な選択肢です。
特徴④ 雑草対策ができる
人工芝は雑草の発生を防ぐことができます。
さらに庭全体に防草シートを敷くことで、雑草の侵入を防ぐことができます。
美しい庭を保つために雑草対策が重要な方にとっては魅力的な特徴です。
特徴⑤ どんな場所でも設置できる
人工芝は場所を選ばず設置することができます。
日陰や水はけの悪い場所でも問題なく使用することができます。
庭の条件や環境に制約がある方にとっては便利な選択肢です。
特徴⑥ 約10年前後で交換が必要
人工芝は寿命があり、約10年前後で交換が必要になる場合があります。
使用頻度やメンテナンスの程度にもよりますが、定期的な交換が必要となります。
人工芝の施工手順(DIY)
施工の準備
まずはじめに人工芝を敷設する場所の計測を正確に行い、必要な人工芝の量を把握します。
また、下記一覧を参考に必要な工具や資材を用意しましょう。
・人工芝
・防草シート:人工芝の下に雑草対策として敷きます
・ジョイントテープ:人工芝と人工芝を繋ぎ合わせます
・U字釘:人工芝と防草シートを土に固定します
・ハンマー:U字釘を打ち込みます
・カッターナイフ:人工芝や防草シートをカットします
・メジャー:寸法を計測します
・軍手:手をケガしないように必要です。
滑り止めが付いているものを使用しましょう
・デッキブラシ:人工芝の芝葉を起こします
下地づくり
下地づくりは人工芝を長持ちさせるために重要な工程です。
まず、施工する場所の地面を掘り起こし、不要な雑草や石を取り除きます。
その後、地盤を均等に整地し、足で踏んで平らに踏み固めます。
さらに、防草シートを敷くことで雑草の発生を防ぎます。
人工芝の敷設
人工芝の敷設は、事前に人工芝を適切なサイズにカットする必要があります。
ケガに気を付けて、寸法に合わせて裏面からカッターでカットしましょう。
敷設する際には、芝目を合わせるようにするとより自然で綺麗な仕上がりになります。
固定は1m間隔を目安にU字釘をハンマーで叩いて固定します。
ジョイント処理
複数の人工芝を敷設する場合、ジョイント処理が必要です。
ジョイントテープを使用して人工芝同士をつなぎ合わせます。
丁寧に継ぎ目を合わせ、テープを貼ることで一体感のある仕上がりになります。
ジョイント部分が目立たないように、しっかりと処理しましょう。
仕上げ作業
最後の仕上げ作業では、人工芝の表面をデッキブラシなどで整えます。
芝葉を起こすことで、より自然な仕上がりになります。
普段からもメンテナンスとして行うことで、人工芝を綺麗に長持ちさせることが出来ます。
プロが施工する人工芝
下地づくりが人工芝の仕上がりを左右する
人工芝を敷設するために重要となる下地地盤をきちんと作ります。
DIYで施工する場合には人工芝を既存土の上に敷設するケースが大半ですが、それだと凸凹が出てきてしまい、人工芝が浮いたりズレたりする原因に繋がります。
プロが施工する場合は、既存土の表層を取り除き、そこに砕石や砂などを入れて、しっかりと転圧を行います。
下地がきれいにできていると、人工芝の仕上がりも綺麗になりますし、問題も起きにくいのです。
初期費用はかかりますが、DIYで敷設した人工芝よりも長持ちします。
安全に人工芝が楽しめる
何より大切なことは安全性です。
DIYでの施工の場合、地盤面に石がゴロゴロ残ったままなことがよくあります。
上から人工芝を張れば石は見えなくなりますが、転んだ際などに思わぬ大きな事故に繋がりかねません。
また、施工の際に誤って、配線配管に釘を打ってしまうといったことも可能性としてはあり得ます。
施工時も施工後も安全にご利用頂く為には、プロに任せた方が良いでしょう。
仕上がりが綺麗
人工芝を切ったり、ジョイントしたりする作業には慣れや技術が必要です。
桝があるお庭の場合は、桝の高さがきれいに仕上がるように計算して下地づくりを行うなど、経験を元に施工を行います。
せっかく人工芝を敷設するのだから綺麗に張りたいとお考えの場合は、プロにお任せした方が安心でしょう。
それぞれの特徴を理解して素敵なお庭に
天然芝と人工芝のそれぞれの特徴とご自身でDIYする際の施工手順、プロが施工する人工芝の仕上がりについて紹介しました。
本記事をご自宅のお庭を素敵にするための外構選びの参考にしてください!
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