オリジナル人工芝の値段・商品一覧

良い芝選びのポイントは4つ
各社サンプルを取り寄せて、チェックしてみましょう。

point 1
芝葉の形状をチェックする

人工芝の起立性、触り心地に影響するのが芝葉の形状です。
メーカーによっても異なりますし、同じメーカーであっても価格によって違ってきます。
人工芝選びの第一段階として、今ご検討中の人工芝のサンプルがどのような芝葉の形をしているのか確認をしてください。

チェックの方法は以下の3つです。

・サンプルを請求したお店に問い合わせる
・裸眼もしくは虫眼鏡を使用して芝葉を確認する
・その商品のホームページやパンフレットをチェックする

point 2
裏面のマットのコーティングの種類をチェックする

次にチェックしたいのが人工芝の裏面のマット部分のコーティングです。
裏面のマット部分のコーティングによって、人工芝の耐久性や、品質は大きく異なり、施工方法も変わって来ます。
一般的なコーティングは【SBR(合成ゴム)】と【PU(ポリウレタン)】の2種類です。
下の写真左側、ザラザラして光沢がないのが【SBR(合成ゴム)】です。 PU(ポリウレタン)と比べて安価で購入しやすいため、世界中でほとんどのシェアを占めています。
一方で、太陽の熱や紫外線、雨の影響によって縮みやすいという欠点があり、PUコーティングの人工芝に比べて耐久性や品質はかなり劣ります。
なかには施工後数か月で10cm以上縮んでしまうこともあるため、施工の際に注意が必要です。
品質にこだわりたい方におすすめなのが、写真右側【PU(ポリウレタン)】でコーティングしている人工芝です。
PUコーティングの特徴は、縮みが少ないこと、耐久性が高いということの2点です。欠点は、SBRに比べてかなり製造コストが高いということです。
施工費用が同じなら、必ずPUコーティングを選びましょう。

もう一点、人工芝の耐久性(特に芝葉の抜け具合)に大きく影響するのが、人工芝を縫い付けてあるマットが『一重か二重か』という点です。
耐久性を考えるなら、断然二重がオススメです。一重の場合は価格こそ安いのですが、厚みがなく、環境の変化による縮みも大きいので、芝葉の抜けが多くなります。

point 3
芝葉の密度をチェックする

残念ながら、人工芝の状態は製造直後をピークとして次第に劣化していきます。「人工」であるがゆえに、製造時より芝葉が増えることはないからです。
だからこそ、選ぶ時は必ず芝葉の数が多いもの=芝葉の密度が高いものを選びましょう。
芝葉の密度のチェック方法は以下の2つです。

簡易的な調べ方(こちらは感覚で簡単に確かめる方法です。)

1)芝葉の中に指を突き立てる
2)前後左右にグリグリと動かしてみる

この方法で指が「人工芝を縫い付けているマット」に簡単に触れることができるものはあまり密度が高いとは言えません。

詳細な調べ方(密度を数値(1㎡)出す方法です。)

1)裏返した人工芝のマット部分の縦の縫い目に定規をあてて、縦10cmの間にある縫い目の数を数える
2)今度は定規を横向きにして、横10cmの間にある縫い目の数を数える
3)縦横それぞれの縫い目に数10をかける
4)(3)で出した数字を同士を掛け算する

これで、1㎡あたりに何本の芝葉の縫い目があるかを数字で出すことができます。
だいたいの目安は、ホームセンターで販売されているような安価な人工芝で13,000/㎡前後、高品質な人工芝として扱われているものでも17,000/㎡前後です。

メーカーや業者によっては上記の1㎡あたり数字を公開している場合もあります。
この数字が大きいほど「耐久性・クッション性・起立性が高い人工芝」となりますので、できるだけ数字が大きいものを選ぶようにしましょう。
密度が高いということは芝葉の本数も多いため、使用する材料も多くなります。そのため、密度と値段は比例してしまいます。
ですが、価格が安く、密度が低い人工芝を選んでしまうと、結局すぐだめになって敷き変えになってしまいます。
また、密度が低いとすぐにぺったんこになり、快適に使用できる期間も短いのでできるだけ高品質で密度が高いものを選ぶようにしましょう。

point 4
人工芝の色合い実際に敷く予定の場所においてチェックする

最後に、実際に人工芝を敷く場所に人工芝を置いてみて、色合いなどをチェックしてください。
特に、お庭など野外に敷く場合はしっかりとチェックしてみることをオススメします。
太陽光と人工的な明かりとでは、見え方が全く違ってくるからです。
また、置いた場所から少し距離をあけてチェックすることも重要です。施工後は、サンプルのように近距離で見る機会はほとんどありません。
お庭に設置するのであれば、お庭にサンプルを置いて、ベランダや家の窓から確認してみると、実際に施工した際の色合いをチェックすることができます。