【人工芝の施工で迷われている方必見】人工芝を敷くときは業者に依頼?DIYで施工?

庭を人工芝にしたいけど費用が気になる方も多いのではないでしょうか。
人工芝は天然芝と比べて、初期費用が高くなるのが一般的です。

人工芝の施工は業者に依頼することで、非常にきれいな仕上がりが期待できますが、もちろんDIYで行うことも可能です。

ではDIYする上でのメリットとデメリットをふまえてご説明していきたいと思います。

人工芝をDIYする場合

人工芝をDIYする場合、必要なコストは工具類の購入費と材料費です。

必要な工具類や材料

工具類と材料で必要なのは下記のとおりです。

・工具類:カッター、ハサミ、手袋、ハンマー、メジャー、スコップなど

・材料:人工芝本体、防草シート、人工芝用両面テープ、接着剤、釘など

 

こちらは必須なものだけで、その他にも必要に応じて購入しないといけない場合もあります。

人工芝にかかる費用

人工芝のグレードや使用する量によって変わりますが、主な内容は下記のとおりです。

・人工芝:1㎡あたり約1,000~5,000円

・防草シートや副資材:1㎡あたり約300~800円

人工芝は耐候性、耐久性に優れているものを選ぶことで、ランニングコストを抑えることができて長持ちします。

 

ただし、耐候性や耐久性の高さに比例して材料コストも変わります。

多少高くかかってしまっても、トータルでのコストやお手入れの手軽さを考えると、性能に優れた人工芝を選ぶほうが満足度は高くなると思います。

人それぞれ目的や状況は異なるので、なるべく施工費用を安く抑えたい気持ちはあると思いますが、仕上がりや耐用年数にも影響が出ますし、導入コストと長期的なコストとのバランスを見極めて、納得するものを選ぶようにしましょう。

人工芝を業者に委託する場合

業者に依頼する場合のコストは、材料費と施工費、および諸経費です。

施工の流れは、下地の整地を行い、防草シートと人工芝の設置、最終チェックのあと問題なければ引き渡しとなります。

業者委託にかかる費用

業者によって内容は異なりますが、依頼時に必要となる主なコストの内訳は下記の通りです。

 

・材料:人工芝4,000~8,000円/㎡+防草シートや副資材1,000円/㎡

・施工費:4,000~6000円/㎡

・諸経費:遠方交通費、現場経費など

 

人工芝のグレードや業者によって異なる部分はありますが、1㎡あたり約8,000~12,000円の予算を見ておく必要があるでしょう。

 

また施工方法も業者によって異なることもあります。

重機や転圧機を使用するなど下地づくりは特に念入りな業者を選ぶようにしてください。地盤の状態次第では、地表をすきとり、砕石などを入れて地盤を固め、その上に防草シートと人工芝を敷設するなど、より強固な施工方法が必要な場合もあります。

人工芝業者に依頼する場合は、事前に材料のグレードや施工内容を確認して納得したうえで発注することが大切になってきます。

DIYしやすいお庭とそうでないお庭

DIYしやすいお庭

人工芝をDIYで施工しやすい庭の特徴は、施工における障害物が少ないことです。

障害物が少ないということは、人工芝をカットする手間が少なく余計な隙間をつくらないので、雑草が生えてくるリスクが減ります。また、庭の形状はできるだけ出入りの少ない四角形であると、施工が簡単になり、材料のロスを抑えることができます。

DIYに不向きなお庭

DIYで人工芝を施工しにくい庭の特徴は、施工における障害物が多いことです。

主な障害物としては、排水桝、植木、踏石などで、防草シートや人工芝は障害物周辺にできるだけ隙間ができないようにカットする必要があります。

また、砂利を敷いている場合は、基本的にはすべて撤去すべきですが、どうしても難しい場合は、平らになるように締め固める必要があります。

庭の形状によっては、カットや調整などの手間も多く、材料のロスが増えることに繋がりますので、その際は人工芝専門業者に依頼したほうが良いかもしれません。

 

まとめ

人工芝はDIYでも施工することは可能ですが、場合によっては難易度が高くなってしまいます。DIYだと大幅なコストダウンが期待できますが、その分時間と労力は必要となります。

また人工芝の下地の施工においては、適切な処理を施すことが非常に重要です。下地が良くないまま施工すると、人工芝の仕上がりに大きく影響し、雑草が生えてくるといったリスクも伴います。

自分で施工するのが難しい方や、庭の状態を判断しながらキレイに施工したい方は、人工芝の専門業者に相談してみることをおすすめします。

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