【人工芝を敷くのは難しい】ホームセンターと専⾨業者の⼈⼯芝の違いは?

⽬次:

1,密度が違うと何が変わってくる?

2,⾒た⽬、⾊合いに⼤きな差が

3,肌触りや触り⼼地

お家 DIY をする⽅が多くなってきている中で、特に注⽬を集めているのが⼈⼯芝です。

お庭に敷いてもよし、屋上に敷いてもよし、⼦供部屋に敷いてもよしと、多種多様な使い⽅ができます。

しかし実際、⼈⼯芝を選ぶとなった時、何を基準にしたらいいか分からないと⾔ったお声がすごく多いです。

 

ホームセンターに⾏くと DIY ⽤の安価なタイプの⼈⼯芝から⾼価なタイプの⼈⼯芝まで様々な商品が販売されています。

 

では⼈⼯芝の選び⽅とは具体的にどのような点を基準に選べばいいのでしょうか?

まず、市販の⼈⼯芝と専⾨店の⼈⼯芝の1番の⼤きな違いは密度です。

密度とは1㎡に何個、芝の縫い⽬があるのかです。

ホームセンターの安価なタイプのもので1㎡あたり約 8,000 個、ホームセンターの⾼価なタイプのもので1㎡あたり約 10,000 個となります。

⼀⽅、⼈⼯芝専⾨店の商品になりますと、1㎡あたり約 12,000 個となり、当社、⼆階堂が扱う「柔」は1㎡あたり 29400 個、「雅」は1㎡あたり 18900 個です。

1,密度が違うと何が変わってくる?

 

密度が⾼いと何が変わってくるのか、⼤きく3つの点があります

 

①耐久性(⼈⼯芝の使⽤可能年数)が変わる

どんな⼈⼯芝でも、天然芝と違って芝葉の数が増えることはありません。

製造完了時が⼀番密度が⾼く、その後使⽤する度に徐々に密度が低くなっていきます。

そういったことから、最初から密度の低い⼈⼯芝はすぐに剥げてしまいます。

 

例えば、元々100 個しかない芝葉が 50 個減ってしまうと半分になり、すぐに気付きますよね。でも元々500 個の芝葉があった場合なら 50 個減ったとしてもまだ 450 個残っていることになりますので、まだまだ違和感はないという事になります。

全ての⼈⼯芝に該当するわけではないですが、「密度」が⼈⼯芝の耐久年数に⼤きく影響することは間違いないでしょう。

⼈⼯芝の耐久年数はホームセンターの安価なタイプで【1〜2 年】、ホームセンターの⾼価なタイプで【3〜4 年】、専⾨業者のタイプで【5〜7 年】が⽬安となっております。

尚、当社「⼆階堂」が扱う「柔」は【7〜10 年】、「雅」は【10〜13 年】と耐久性にも優れています。

②クッション性が違う

芝の密度が⾼くなるということは、同じ⾯積内に芝葉の本数が増えるということです。

芝葉の本数が増えれば、それに⽐例して、ふかふか感も増していき、転んでも痛くないほどのクッション性を得ることができます。

なので、⼦供や⾚ちゃんが安⼼して遊べる環境を作れます。

③芝葉が⽴ちやすい

芝葉が密集していると、芝葉同⼠がしっかり⽀え合って⽴ちやすくなります。

電⾞の⾞内をイメージしてみてください。

乗⾞客が少ないガラガラの電⾞の⾞内だと、⽴っている乗客は急ブレーキの際にふらついてしまいます。

しかし、通勤ラッシュの満員電⾞のようにギュウギュウ詰めの⾞内の場合、常に動けない状態で、急ブレーキの際もふらつきませんよね。

これと同じで、芝葉がしっかり詰まっていると⽴ちやすく、安価な芝で芝葉がスカスカだと⽴ちにくく、すぐに倒れてしまいます。

芝葉が⽴っているとクッション性はもちろん⾼まりますし、柔らかな⼿触りになります。何より⽴っている芝と、倒れている芝では⾒た⽬が全く違ってくるのです。

2, ⾒た⽬、⾊合いに⼤きな差が

実際に⼈⼯芝が敷いてある場所を⾒ると「キレイ!」って思いますよね。

1 年を通じて⻘々とした芝を観れるのも、⼈⼯芝のメリットの1つです。

では実際にホームセンターで販売されているものと、専⾨業者のものでは⾒た⽬に何が変わってくるのでしょうか?

 

1番の点は、芝葉の⾊の種類です。

芝葉の⾊の種類が多いとより天然芝に近づくのです。

天然芝のお庭をイメージした時、緑⼀⾊ではなく、枯葉の茶⾊もあれば、少し⾊の抜けた薄い緑などよく観察すればたくさんの⾊が出てくると思います。

天然芝は⼤きく「夏芝」と「冬芝」に分けられています。

温暖な地域に適した「温暖型芝草」=夏芝寒冷地に適した「寒地型芝草」=冬芝

⽇本で育っている天然芝はほとんどが「夏芝」です。

夏芝は平均的に5〜8種類の⾊で構成されています。ただ、全く異なる⾊ではなく、緑と深緑などある程度似たような⾊合いなのでよく観察しないと緑と茶⾊にしか⾒えないのです

そこで⼈⼯芝もより天然芝に近づけるようにリアリティを追求し、単⾊ではなく、たくさんの⾊を使い違和感なく、まるで天然芝かのように作られています。

具体的な数字を⾒れば、イメージしやすいでしょう。

ホームセンターの安価なタイプは1⾊

⼈⼯芝をイメージした時に、多くの⽅がイメージするのがこのタイプです。

⼿軽に購⼊することができる代わりに、天然芝とはかけ離れたものです。

ホームセンターの⾼価なタイプだと2〜3⾊。

⼀⽅、専⾨業社のものは平均4⾊。

ストレートの芝葉(緑⾊)が2⾊、縮れた枯葉(茶⾊)が2⾊の合計4⾊で作られていることが多く、天然芝に近づいています。

弊社の「雅」は専⾨業社で使われている⼈⼯芝に、ストレートの芝葉を2⾊追加し、合計6⾊を使⽤しているので、より⾃然に近い⾊合いになっていのです。

芝葉の⾊の種類が多いと、より天然芝のようなリアリティさが⽣み出せるのですが、その分⽣産ラインが複雑になり、材料費のコストもかかってしまうデメリットもあります。

 

次に芝葉の数です。

芝葉の数とは最初に説明した密度です。

芝葉の数が少ないと当然密度は低くなります。

密度が低いと底が⾒えてしまい、⾒た⽬に⼤きな影響を与えます。

 

最後に芝葉の⻑さです。

芝葉は「⻑ければいい。」「短ければいい。」というわけではありません。

短すぎると⾒た⽬はもちろん質素に⾒えますが何よりクッション性が損なわれます。

せっかく⼈⼯芝のお庭でお⼦様やペットを遊ばせたいのに機能⾯が不⾜していると意味がありませんよね。

では⻑くすればするほどいいのか?そうではありません。

芝葉が⻑すぎると、お⼦様が躓きやすくなってしまいます。

⻑い芝葉の⼈⼯芝は主にサッカーグラウンドなどで競技⽤として使⽤されることが多いです。

なので、芝葉の⻑さは短すぎず、⻑すぎず、適正な⻑さが機能性も損なわれないで、⾒た⽬も良いということになります。

3, 肌触りや触り⼼地

お庭に敷いた⼈⼯芝の上で、お昼寝したり、お⼦様やペットと遊んだりしたいですよね。

そんなとき、チクチクしたり裸⾜で歩けなかったりしてはせっかくのお庭が台無しになってしまいますよね。

⽤途にもよって重要度は変わってきますが、⼈⼯芝を検討するに当たって肌触りや触り⼼地が最も重要になってくるでしょう。

ではどこに違いがあるのでしょう?

それは芝葉の形状によって変わってきます。

専⾨的な話にはなりますが、芝葉の形状は「wave型」「C型」「D 型」「短冊型」など何種類もあります。

ホームセンターで売られているものは基本的に「短冊型(I 型)」

真っ直ぐで何も加⼯されていないもので、触り⼼地は良いが起⽴性や耐久性がかなり低いものになっています。

専⾨業者で多く使われているのが「V型」

こだわりの⼈⼯芝として、少し⾼い価格設定で販売されています。起⽴性はかなり⾼く倒れにくい点では、トップクラスの形状です。

しかし寝転がったり、裸⾜で遊ぶとなると起⽴性が⾼い分チクチクするので、不向きな形状でもあります。

 

最も触り⼼地が良いのは「C型」とされています。

「C型」とは「短冊型(I 型)」の触り⼼地と「V型」の起⽴性、2種類の良い部分を掛け合わせたもので、起⽴性が⾼いので倒れにくく、触り⼼地も追求した形状になっています。そのため、チャイルドルームなどに使⽤されることが多く、お⼦様やペットを遊ばせるのに最適な形状になっているのです。

 

 

⼈⼯芝を検討する際に「これは〇〇型!」と⾒分けがつくのか気になりますよね。

結論、⼈⼯芝を初めて⾒る⽅でも⾒分けはつきます。

 

芝葉 1 本 1 本をよく⾒れば形状がわかります。

 

なぜ芝葉の形状はアルファベット表記ばかりなのか。

それは芝葉の先がアルファベットの形になっているからです。

「I 型」

「V型」

C型 オリジナル人工芝「柔」で使用

「C型」

このように芝葉の先を⾒れば⼀眼でわかります。

商品のみの販売も承ります

・まとめ

どうでしたでしょうか?

このようにホームセンターと専⾨業者では主に「密度」「⾒た⽬」「触り⼼地」の3点が変わってきます。

⼈⼯芝を検討する際には、この 3 点を押さえておけばニーズにあった⼈⼯芝選びができるはずです。

 

尚、当社が扱っております「柔」という商品は「29400/㎡」と超⾼密度と世界トップレベルのものになっております。

触り⼼地を追求した「C型」の芝葉を使⽤し、起⽴性がありしっかりと⽴つがチクチクとした痛みを感じさせない、裸⾜で⾛り回りたくなるような気持ちのいい触り⼼地になっています。

 

同様に、当社が扱っております「雅」という商品は、⾒た⽬を追求し、天然芝のようなリアリティを出すことで、⾼級感が溢れ、思わず⾃慢したくなるような商品になっております。

⼀度⼿に取って実感してもらえれば、よりホームセンターや専⾨業者との違いをわかっていただけます。

必ずご購⼊していただく必要はございません。

お気軽にサンプル請求していただき、実際に⼿に取って他の⼈⼯芝との違いを感じてみてください。